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『月の子』キャラ名に関すること(2)

2007年11月16日
「ティルト」の名の由来。

私的には、「「child(チャイルド)」をもじって、つけたのではないか」
というのが、長い間の考えだった。(いや、妄想するしかないし。)
それは今も変わらない。


でも。
偶然かどうかは、わからない。


『「天使」と「悪魔」がよくわかる本』造事務所/編著 PHP文庫に出てくる、
「ティアマト」「チョルト」、この二つの項目に、ひかれた。

どちらも私には初耳だった。
この本では東方世界の悪魔に分類されているティアマトとチョルト。
でも、この本でも触れられているように、どちらも悪魔とは言いがたい。

今まで、英語の辞書とか、見るものが狭かった。
そう、思ったよ。


この『「天使」と「悪魔」がよくわかる本』には、
日本のマンガやゲームに出てくる名も多くあって、
日本のマンガやゲームって、けっこう世界中の物語や有名な逸話に、
影響受けてるのね、と。

私は、ティアマトもチョルトもこの本に出会うまで知らなかったのだから、
引用も、この本のみの情報よりいきます。


ティアマト。
この本では、「怒り狂うバビロニアの創世女神」と紹介されていて、
「東方世界の悪魔」の項にあげられています。
「バビロニア神話において、男神アプスーとともに原初の世界を創造した女神」
「夫を殺されたティアマトは荒れ狂い、(中略)ドラゴンの姿と化して反撃に向かう」
「夫の敵を討とうと、鬼神のごとく自分の子孫たちと戦い、最後は敗れたが、
 海だけでなく天と大地の源になった「創世の母」にかわりはない」

・・・・・・・・・『「天使」と「悪魔」がよくわかる本』
造事務所/編著 PHP文庫より引用。


チョルト。
この本では、「神を嘲笑する、スラヴの魔物たち」と紹介されていて、
同じく「東方世界の悪魔」の項にあげられています。
「キリスト教が広まる前のスラヴ地方では、さまざま自然の精霊を大事にする、
 アミニズムが信仰の土台であった(中略)
 チョルトとは、そうした精霊の中の「魔物的存在」全般を指すものである。」
「スラヴ民話や(中略)ロシア文学作品、ロシアバレエの舞台などでは、
 (中略)ひんぱんに登場する。」
「キリスト教では、笑うことは悪とされる。」
「チョルトは神を嘲笑する者として「道化」と呼ばれるようになる」

・・・・・・・・・『「天使」と「悪魔」がよくわかる本』
造事務所/編著 PHP文庫より引用。


なんとなく、『月の子』のティルトと似てる気が。
偶然なのかなぁ。
清水先生、ロシアバレエがお好きだったと、昔、語っていますが。
『ほんのちょっとバレエ』(花とゆめコミックス『22XX』収録。文庫未収録。)

私の中で、妙にしっくりきています。
偶然か意図的なものかわからないけれど、運命を感じます。


でも、「child」もじり説のほうが濃厚かなぁ。
『月の子』に関しては、妄想してばっかりだなぁ。



『「天使」と「悪魔」がよくわかる本』造事務所/編著 PHP文庫
2006年9月発行、文庫書き下ろし作品。


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え~と、昨夜、大変興味深いコメントを頂きました。
ありがとうございます。私にしか読めないのですが、
これ、よろしければ、ブログに公開してはいけないのでしょうか?
コピー&ペーストになってしまうのですが。
私にしか読めないのはもったいない、とてもよい考察だったのです。
あと、姉妹サイト【月夜水の詩】もよろしくお願いいたします★
連絡方法がわからないので、こちらに書きますね。
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