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無垢で純粋で汚れないジミー

2007年09月01日
ティルトの「契約」については、ゆっくり書きたいので、
今日は別のお話をします。
これからも、ストーリー順には、縛られないで書こうと思います。
 
 
アートが大好きでしょうがないジミー(ベンジャミン)。
ジミーのアートへの思いは、恋愛だったのか、そうではなかったか。
多分、どちらでもあったのだと思う。ただ、大好き。恋愛を超えた思い。
「ホリーにアートを取られてくやしー」
と思うと同時に、「子供のままの姿でアートの側にいる」事を望んで。
ジミーは美しくなった自分の魔力なほどの美しさに、
自覚がなくって、他の人の反応の理由もわからない。
何で態度が変わるの?
「じゃあどうして「みにくいアヒル」の時は誰も振り向いて
 くれないの? 同じなのに」(文庫3巻/コミックス5巻)

 
 
アートのやさしさと才能と強さに、
アートが好きでたまらなくなったジミー。
もう大好きで大好きで。
アートが招待されたホームパーティで、
ジミーは本当にアートが好きと、かみしめる。
 
そんな中、女性化してしまう。
ジミーにだって、裸はやばい、くらいの思いはある。
それでその辺にあった服がドレスで。だから、借りた。
それを、「どうしたらいいんだろう。
他の女の人と同じようなドレスを着たら目立たないと思ったのに。
どうしてみんなジロジロ見るんだろう。」
とジミーは思う。
(文庫3巻/コミック4巻)
 
ジミーは自分が「天使みたいだ」とか、「人間ばなれした綺麗な人」
(人魚だが)
と思われるのはともかく、ほんとうに、とまどって、困っていたのだ。
周りの態度が、女性化するたびに変わってしまうのが。
自分は同じなのに。同じこととをしているのに。
 
ジミーはよく無知で無神経といわれる。
でも、セツとは別の意味で、無垢で純粋で。汚れなく。
「美しい」といわれる意味もよくわからないし、自覚もない。
それを使い分けるということもできない。
不器用で、でも、心が綺麗。
 
なんでショナはそれに気付かず、自分の思い、
自分の願いのみを、ジミーに求めたんでしょうね。
理想化したぶん、期待したけど、何で、
「あの子の心はまだ子供なんだからって」
(文庫5巻・コミックス7巻)

と、そのままのジミーを、受け入れられなかったんだろう。
違うのに。
気付いてあげられなかったんだろう。
 
 
私もけっこう「恋愛感情」と「ただ好きで慕う」と、
いまいち区別がつかない。(30女が。)
だから、ベンジャミンの戸惑いも少し、わかるのよね。
今が幸せだから、いいけど。
(私は美人どころか、全然綺麗じゃないし。)
 
 
白泉社文庫『月の子―MOON CHILD―』 第3巻/清水玲子・・・の本の紹介。
花とゆめコミックス『月の子―MOON CHILD―』 第4巻/清水玲子・・・の本の紹介。
 
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