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「今のところオレ達は卵を産むおまえを守るのが役目――――未成魚ってやつだ」(ティルト)

2007年06月22日
「『クマノミ』っていって、生き残るために『性転換』するサカナだ。
 オスからメスへと変化する(※雄性先熟)」
「一応みんなオスとメスの両生殖腺は持っているが、
 群れの中で一番大きいものだけが、メスになって、
 卵を産むことができる」
「そしてその次に大きい者がオスになって、ペアになり、
 その他の魚は未成魚のまま、発育しない」
「でも、万が一メスが、何らかの理由で死んでしまった場合のみ、
 今までオスだった者が、メスになって卵を産むことが出来るんだ」
「今のところオレ達は卵を産むおまえを守るのが役目
 ――――未成魚ってやつだ」
「だからオレ達はタマゴを産めないんだよ」
 
(ティルト)『月の子―MOON CHILD―』 清水玲子/白泉社
『月の子―MOON CHILD―』 白泉社文庫2巻/花とゆめコミックス3巻
 
 

   (以下はネタばれ可という方のみお進みください。)
 
 
すいません、長い引用で。
 
『月の子』連載当時『クマノミ』は、まだよく知られていないサカナでした。
その後、空前のクマノミブームがありましたが。
(今はもう下火?)
だから、「そうなのか、そんな魚がいるのか]、と、驚いていたような記憶があります。
 
実は、3つ児には、クマノミと決定的にちがうことがある。
女性化は出来ても、決して男性にはならないから。
 
あと、「3人のうち1人が」もちょっと嘘。
ティルトは絶対に女性化しないのなら、
「ベンジャミンとセツの2人のうち1人が」になるはずだから。
 
ベンジャミンが死なない限り、セツは女性化できない。
 
この思い、あるいは思い込みが、悲劇をまねくのだ。
 
ティルトはベンジャミンを殺して、セツに卵を産ませたいと。
 
幾重にも重なる悲劇。幾重にも重なる「呪い」。
 
 
「願うことは罪なのか?
 それさえ願うことは許されないのか。
 ただ君に、生きていて欲しい。
 
 君さえ生きていてくれるのなら」
 
 
白泉社文庫『月の子―MOON CHILD―』 第2巻/清水玲子・・・の本の紹介。
花とゆめコミックス『月の子―MOON CHILD―』 第3巻/清水玲子・・・の本の紹介。
 
 
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『月の子─MOON CHILD─』 | Comments(0) | Trackback(0)
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