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「じゃあいつも私のユメに出てきていたセイラの子供は、一体、誰だったんだ」(グラン・マ)

2007年06月15日
「じゃあいつも私のユメに出てきていたセイラの子供は
 一体、誰だったんだ。
 金髪で碧眼の―――
 確かにジミーは似ているがしかし
 あの子はもっと大きくて―――16くらいの少年だった。
 私はてっきりその少年がベンジャミンで―――
 みんなを裏切るものとばかり―――あれは、
 あれは警告ではなかったのか―――?」
 
『月の子―MOON CHILD―』清水玲子/白泉社
『月の子―MOON CHILD―』白泉社文庫2巻/花とゆめコミックス3巻
 
 
 
   (以下はネタばれ可という方のみお進みください。)
 
裏切り者のセイラの子供の「ベンジャミン」。
その子が人間と一緒になると、「魔女狩り」よりひどいことが起こる―――。
でもセイラの子供は3人いた。
むしろ、ティルトやセツのほうがずっとキケンなのに。
「ベンジャミン」がかくれみのになってしまった。
 
グラン・マの見た、「少年」は、ティルトだと思われやすいが、
人魚と人間のハーフなのに、人魚のショナを愛し、
ティルトの契約で、生き返った、セツかもしれない。
どっちかわからないですね。
 
むしろジミーは、子供の姿のままでアートの愛を得たいと、
むしろ、裏切りといっても無害に近かったのに。
 
「セイラの子供のベンジャミン」
この、中途半端な予言が、真実を誰も探せなくなった。
 
文庫1~2巻、コミックス1~3巻には、ティルトとセツの出番は少ないが、
山のような伏線がある。
 
結末や目的がはっきりしてないとありえない、伏線。
 
そして、暗示。
 
すごくよく出来た作品だと、私は思っている。
暗示がありすぎて、もう私にはそれが、
清水先生のメッセージか、私の妄想か、わからなくなってしまった。
空想のできる隙間があるのも、よいですね。(私には)。
 
 
白泉社文庫『月の子―MOON CHILD―』 第2巻/清水玲子・・・の本の紹介。
花とゆめコミックス『月の子―MOON CHILD―』 第3巻/清水玲子・・・の本の紹介。
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『月の子─MOON CHILD─』 | Comments(0) | Trackback(0)
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