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「おにいさんはやさしい」(ジミー)

2007年05月28日
「おにいさんはやさしい」

(ジミー)『月の子―MOON CHILD―』清水玲子著/白泉社
『月の子―MOON CHILD―』白泉社文庫2巻・花とゆめコミックス3巻


同じ歳で同じ日に生まれたティルト・セツ・ベンジャミンの3つ子。
記憶を失ったジミーは、兄弟と名乗るセツとティルトのことを、
「おにいさん」と言った。

ティルトもセツも、女性になりたかった。
でも、女性化して卵を産む権利があるのはジミーだけで、
ジミーが死なない限り、2人は女性化できない。

「おにいさん」
それは、決して言ってはいけない言葉だったのだ。
 

ジミーのセツに対する「おにいさん」発言はセツを傷つけ続ける。
中性体のセツは、心底、自分もショナに愛される女性体になりたいのに。
片思いのショナの目前でショナの愛するベンジャミン(ジミー)に、
「おにいさん」と呼ばれ続けるのだから。



文庫版『月の子―MOON CHILD―』2巻 コミックス紹介。
花とゆめコミックス版『月の子―MOON CHILD―』3巻 コミックス紹介。


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