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「僕が汚くなればなる程」(ティルト)

2007年08月31日
私が今、iPodで一番聞いている曲は、平井堅の「哀歌(エレジー)」で、
飛びぬけて1位です。再生回数が、400回を超えてます。
もちろん、流しただけで、聞いてない分もカウントされますが。
2位~4位が200回台なので、明らかに飛びぬけています。
ちなみに3位は宇多田ヒカルの「Can You Keep A Secret?」。
(↑コレが一番だと思ってた。)
2位は、とても知名度の低い久石譲のBGM、
4位が中村中の「友達の詩」、
5位が「ミルキーウェイ」の「セレツネワ」です。
 
この曲がなぜ1位か。
 
「その手で その手で 私を 汚して 何度も 何度も 私を壊して
 汗ばむ淋しさを 重ね合わせ 眩しくて見えない 闇に落ちてく
 いつか滅び逝く このカラダならば 蝕まれたい あなたの愛で」
  (平井堅:「哀歌(エレジー)」より)

 
そうなんです。私の中のティルトの曲なんです。
もう好きで好きで好きで。
 
 
ここまでが平井堅の曲の話。
以下は清水玲子著の『月の子』の話です。
 
 
『月の子』コミックス8巻の、ティルトの台詞。
 
「僕が汚くなればなる程、セツは美しく汚れなくなる気がした。
 何の苦労も汚れも知らないからこその美しさ、はかないやさしさ。
 それはぼくの一番欲しかったものだ。」
「僕はセツを愛していた。でも同じくらい憎んでもいた。
 その何も知らない何もしない、汚れのないやさしさを、美しさを」
「セツ。ぼくのかわりにきみは卵を生まなくてはいけない。
 きみは僕なのだから。きみは今まで僕の肉を食べてきたのだから」
 
『月の子―MOON CHILD―』清水玲子/白泉社
白泉社文庫5巻/花とゆめコミックス8巻

 
この台詞で、私は『月の子』に堕ちた。
私は、ほぼ『月の子』で一番最初にこの言葉に出会い、
十数年たった今でも、不動の地位で好きなのは、
この台詞の魔力に取り付かれたのも、大きな理由。
 
どんなに『月の子』に影響された新手の作家さんが、似たような設定を使おうと、
絶対に、私は『月の子』です。
『月の子』が好きでたまらない。
 
 
清水先生の独特さは、誰にもかえられない。
『秘密』もすごく好きで好きで。
でも、私は最新作を読む楽しみを人から奪いたくないから、
『秘密』はどんなに書きたくても、自分を抑えてる。
多分『輝夜姫』も。
 
でも、『月の子』は。
十数年も前の作品。もう、書いてもいい時期だと思う。
私が書くことで、誰も損はしない。名作に出会うことはあっても。
 
これからこのブログで計画していることは、ものすごくネタバレになると思う。
でも、誰もそれで損はしない。むしろ、こんないい作品にであうきっかけであったり、
過去、あるいは今好きな方に、楽しんでいただける、筈。
 
もう手加減はせずに、『月の子』を語り倒そうと思う。
 
それで、誰かに『月の子』や、『秘密』や、全ての清水作品のどれかに、
興味を持っていただけたら、私はとても幸せです。


白泉社文庫『月の子―MOON CHILD―』 第5巻/清水玲子・・・の本の紹介。
花とゆめコミックス『月の子―MOON CHILD―』 第8巻/清水玲子・・・の本の紹介。
 
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『月の子─MOON CHILD─』 | Comments(0) | Trackback(0)

やっとそろった3つ子。(白泉社文庫「『月の子』1巻表紙)

2007年08月28日
白泉社文庫の『月の子』の表紙は、綺麗です。
むちゃくちゃ綺麗な見開きの絵を持ってきて、下は白い余白。
デザインがよかった。
『月の子』のタイトル文字がなんとも言えず綺麗で、凝ってて、好きですね。
 
文庫『輝夜姫』のほうは、一面絵が「デン」と絵があって、
そっちもそれはそれで魅力全開ですが。
『月の子』の場合、名画が見開きが多かったからですよね。
 
作家さんによって、本人の絵じゃなかったり、
20年以上前の作品をいまさら表紙だけ書き下ろしなんてあるみたいですが。
 
現在も多分これからも、清水先生の本は、
そういうの(本人じゃない絵とか)は
通常、ないんじゃないかと。(あとは『輝夜姫』だけだし。)
個人的には楓を書き下ろし希望ですが。
だってぇ~。楓だけ表紙がないなんてなったら、悲しいじゃないですか!
 
 
で。『月の子』1巻の話に戻る。
『月の子』の文庫自体、10年近く前に発売されたのですが。

花とゆめコミックスでは、「表紙」に3つ子が3人そろっている表紙がなかったんですね。
当時買ってなかったので、コミックスの白黒の絵で、
あと、あとで『ARIA』を見て、
それで3人そろった絵が、カラーも白黒も、けっこうあったことを知るのですが。

文庫1巻で3つ子が3人そろってよかったよー。
なんか、コミックス紹介にも、3つ子って表記、ないじゃないですか!
これは3つ子の物語。いや、双子3組といったほうがいいのかな?
とにかく、双子の話なんです。まあ、2人なら絵も多いんですけど。

ちゃんと3人そろった絵が、1巻で
私はうれしい!



ひねくれてそうなティルト。うつむき加減のセツ。まっすぐ見つめるベンジャミン。
この絵とっても好きなんです。青の美しさとか。
この絵が1巻で、私はうれしい!!
3つ子って主張してて。1巻はこれでなきゃ。
 
 
私一時、あ、今でも、「ティルト=過去」「ベンジャミン=現在」「セツ=未来」、
というイメージがあって。
連載後半当時もその後も、いろんな妄想したなぁ。
そういうのをうまく思い出して、書けたらいいのですが。
 
 
あ、『ARIA』は絶版ですが、『WALTZ』にも、3つ子のイラストありますよ。
クリスマスリースの。(P82)
 
興味が深く行動的なティルト。ちっちゃく甘えたベンジャミン。
それをやさしく抱きしめるセツ。
 
この絵って、『文庫1巻表紙』も、『クリスマスリース』も、
『MOE』の表紙とか裏表紙とか、飾ってて、うれしかったです。
あと、けっこう一時期『MOE』清水先生の特集がいろいろあって。
うれしかったですね。

私のサイトに、清水作品の表紙を網羅してでっかく載せているので、
ぜひ見に来てくださいね。
下のリンクや、このブログのリンク集より、【月夜水の詩】サイトへリンク張ってますし。
 
表紙ならそろってます。
著作権の都合で、それ以外は載せるつもりは全くありませんが。
清水先生が嫌なことは極力したくないのでね。


※いつも拍手ありがとうございます。
前回の、「生きる意味。(ジャック&エレナシリーズ)」にも2件、頂きました。
あの拍手が、このブログの原動力のひとつなんです。
ありがとうございます。



白泉社文庫版 『月の子―MOON CHILD―』1巻/白泉社/清水玲子
画集『ARIA』/白泉社/清水玲子
画集『WALTZ』/清水玲子/白泉社
【イラスト】について | Comments(0) | Trackback(0)

生きる意味。(ジャック&エレナシリーズ)

2007年08月18日
ロボットのジャックは、
ロボットの(ジャックの)食欲は「無意味」と言った。
 
「ロボッのト食べたものがどうなるかご存知ですか?(中略)
一瞬のうちにフリーズドライ化されて、捨てられるんです。
血にも肉にもならずに。」

『22XX』
  >白泉社文庫『22XX』 白泉社/清水玲子
  >花とゆめコミックス『22XX』 白泉社/清水玲子


では人間は? 人間はどれだけの意味があるのだろう。

 
ロボットのエレナは言った。
 
「人間はどんどん変わっていく。(中略)昨日と全く同じ顔で
今日を迎える人間は誰一人としていない。
みんなどんどん進化していってしまう。
なのにオレはいつまでたっても200年前と同じカオなんだ」
 
『天使たちの進化論』
  >白泉社文庫『天使たちの進化論』 白泉社/清水玲子
  >花とゆめコミックス『天使たちの進化論』 白泉社/清水玲子




ジャックの、エレナの焦がれる人間。
それに私が、私たち人間が、どれだけ叶うかわからない。
意味のないことなんてもう、一杯ある。
変われないことなんて、一杯ある。
 
それでも今の私には、今は、未来を切り開くため、
克服するために生きているのだと、思ってる。
それでも、私は生きていく。
 
ジャック、エレナ。嘆かないで。今もあなたたちを愛している人は、
たくさんいる。あなたたちを大切に思っている人は、たくさんいる。
あなたたちは残したんだよ。生きてる証を。
無意味じゃない。変わらないわけでもない。
時の流れを超えて、愛されているんだよ。
誰かに必要とされる。それが生きる意味の一つではないのでしょうか?


PS.8月15日に3000hitを超えました。ありがとうございます。


『22XX』
  >白泉社文庫『22XX』 白泉社/清水玲子
  >花とゆめコミックス『22XX』 白泉社/清水玲子

『天使たちの進化論』
  >白泉社文庫『天使たちの進化論』 白泉社/清水玲子
  >花とゆめコミックス『天使たちの進化論』 白泉社/清水玲子
『ジャック&エレナシリーズ』 | Comments(0) | Trackback(0)
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