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『MAGIC』の一番の魔法

2007年07月30日
7月28日夜に「「ぼくは1か月「かくり」された」(ティルト)」に1票、
29日に「『輝夜姫』について」に1票、
「もしかしたら、オールスター?(白泉社文庫『輝夜姫』表紙)」に追加1票、
拍手をいただきました。ありがとうございます。


では本題。

『MAGIC』の一番の魔法は、
清水先生ご自身にかけられた、驚異的な美しい画力ではないだろうか。
 
『月の子』が好きで好きで好きで。そんな私には、
新しく清水先生が開拓しようとしていた、『輝夜姫』の画風に、
さみしさを感じていたのだ。
もうあの絵は見れないのだろうか。『月の子』のあの繊細な線は。
かなり悲しくもありました。
 

でも、1996年秋に『ララ』で発表された『MAGIC』を読んで。

『MAGIC』は・・・・・・
   花とゆめコミックス 『MAGIC』 白泉社/清水玲子
   もしくは白泉社文庫 『パピヨン』 白泉社/清水玲子に収録


『MAGIC』で、見事に、『輝夜姫』のリアルな絵と、『月の子』の繊細な絵が、
融合したのだ。
うつくしいうつくしい、「KANA」。綺麗な綺麗な絵。
 
すごく感動し、安心した。
清水先生が描こうと思えば、描けるのだと。
眠っていただけで、進化していたのだと。

『MAGIC』は、知名度は不当に低いと思われるけど、
立派に清水先生の短編の中では、代表作のひとつだ。
好きで好きでたまらない、作品。
 
そして。『MAGIC』発表以降の『輝夜姫』も、
その融合を良い意味で引き継いで、驚異的な滑らかな線になる。
それが、『輝夜姫』コミックス9巻、文庫ではおそらく5巻にあたるだろう。
それが、聡の「点呼時以外の足音がひびく。この足音が~」
以降の玉鈴(晶)の即位式のシーンだ。
 
私の思い違いではないと思う。このことを誰かと論じたことはないのだが。


「輝夜姫初期」と「玉鈴の即位式以降」。ずいぶん絵が違うと思う。

きっと清水先生自身に、魔法がかけられたのではないか。
何かを越えたのではないか。
私はそんな気がする。
新しい、魔力を持つほどの、画力を得たのではないかと。


『MAGIC』は・・・・・・
   花とゆめコミックス 『MAGIC』 白泉社/清水玲子
   もしくは白泉社文庫 『パピヨン』 白泉社/清水玲子に収録

花とゆめコミックス 『輝夜姫』 9巻/白泉社/清水玲子
白泉社文庫 『輝夜姫』 5巻/白泉社/清水玲子(2007年9月発売予定と思われる)
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