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「帰るべき国も土地も。人も」(ナザレ)

2007年06月10日
「もう何もない。帰るべき国も土地も。人も」
 
(ナザレ)『パピヨン』清水玲子/白泉社
『パピヨン』白泉社文庫・全1巻/花とゆめコミックス・全1巻

 
 
こういう清水先生の詩的な言葉大好き。
人食いプラナリアの餌食にされそうになったナザレ。
 
言葉とこのシーンの絵がいいんだ、これが。
 
センスがいい。
 
まあいい年の女が、「センス」なんて言っていいかは別だが。
 
静寂と切なさと残酷さと。
そして、やさしさ、守り手。
 
あまり知られていないほうの作品だと思うが、
アートやショナに似た人物が出てくるし、
ナザレはセツかジミーに似てるし、
ぜひぜひ。文庫も出てますんで。
 
 
すっごく清水玲子先生独特の世界観の話です。
『月の子』や『輝夜姫』好きにはおすすめ。
というか、『月の子』や『パピヨン』があったから、
『輝夜姫』がうまれたのかも知れないし。
(どの辺かはお楽しみ★)
 
『月の子』連載終了直後に発表された作品です。
まだストーリー後半については、あまり触れてませんね。
 
 
(文庫の)「同時収録」が、超名作『MAGIC』だし、
『サイレント』には碧の原型の「松沢碧」というキャラもでてくるし、
読んで欲しい1冊です。
 
 
 
『パピヨン』白泉社文庫・全1巻/清水玲子・・・の本の紹介。
『パピヨン』花とゆめコミックス・全1巻/清水玲子・・・の本の紹介。
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「国にはもうサガがいる」(ナザレ)

2007年06月09日
(ナザレ)「父上、何か僕に悪いところがあるのなら言って下さい。改めます」
(父王)「何もないよ。おまえに悪い所は何もないよ。おまえはいい子だナザレ王子」
(ナザレ)「改めます。父上っ」

(ナザレ)「国にはもうサガがいる」
 
『パピヨン』清水玲子/白泉社
『パピヨン』白泉社文庫・全1巻/花とゆめコミックス・全1巻


本当に国王の実子でなかったか、妾の子だったのか、
本当は王の実子だったかは知らない。
でも、「ナザレ王子は国王の実子ではないらしい」という、うわさが立っていた。
ずっと、ナザレは独りだったのだ。
唯一居た、サラートという侍従以外は。
でも彼も、ナザレの元を去っていった。
  
アトラスの国からの国賓として、ナザレがデルタをたずねた時、
デルタはアトラスに戦争をふきかけ、宣戦布告する。
ナザレは必死に逃げるが、
アトラスの国も父王も、ナザレを助けようと動いてはくれない。
 
弟のサガ王子がいるから。
 
そんなナザレは、行き違いで宇宙空間の少年刑務所に送られる。
ナギという偽名で。
 
そんな宇宙空間の少年刑務所が舞台の、物語。
「脱出不可能・・・ここは天空の牢獄」
(1993年に発売された『増刊ララSFスペシャル』より引用。)

 
 
『パピヨン』白泉社文庫・全1巻/清水玲子・・・の本の紹介。
『パピヨン』花とゆめコミックス・全1巻/清水玲子・・・の本の紹介。
 
 
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「王子、あなたにこの世界の生き物を総て みせてあげたい」(サラート) 

2007年06月08日
「王子。王子、あなたにこの世界の生き物を総て みせてあげたい」
 
(サラート)『パピヨン』清水玲子/白泉社
『パピヨン』白泉社文庫・全1巻/花とゆめコミックス・全1巻

 
 
このセリフは、『LaLa本誌』雑誌掲載時にはなく、
(私は『月の子』終了時よりLaLa買ってた。)
(ちゃんと今さっき確認したばかりです。)
1993年に発売された『増刊ララSFスペシャル』(実質的清水玲子スペシャル)
に掲載の時の追加です。
『パピヨン』は、「くしゃ」(イオ)「あ、あいつ」(ナザレ)とか、
微妙な大事なシーンそのものが、、加筆されてますね。
(『増刊ララSFスペシャル』に同時掲載(こっちがメイン?)の『22XX』に
いたってはもう加筆レベルじゃなく
 (中古取り寄せたんだよ。)山のような追加。)
 
実は人間ではなく、プラナリアの系統の生物のサラート。
読んだあとでわかるのよ。
この言葉を何故サラートが言ったのか。
 
プラナリアを「とてもかわいい」と言ったナザレ。
自分たちの星、「パルティータ」のプラナリアを、
「彼等はこの星の原住民」と言ったナザレ。
 
プラナリアたち、「パルティータの原住民」のことは、
ナザレの幼少時から侍従サラートがよく話していた。
 
きっとサラートは、今は人間のフリをして生きているけれど、
もう生き残りわずかの、
パルティータの、自生の自分たちについて、知って欲しかったのかも。 
 
そういう視点で見ると、いかにサラートがナザレを大切にしていたかわかる。
 
実際、ナザレは、サラートの正体を知っても、混乱はしても、憧れているのだから。
 
この文はまだまだプロローグです(笑)。
 
 
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